本記事ではAnkerのヘッドホン『Soundcore Life Q30』を紹介します。
ワイヤレスですが有線で接続することもでき、ノイズキャンセリングやマルチポイント接続など多機能なのに1万円以下で購入できるコストパフォーマンスの高いヘッドホンです。
おすすめ度
- 高性能なノイズキャンセリング
- マルチポイントに対応
- 有線接続ができるが機能制限あり
- 長時間の装着は厳しい
- 価格が1万円以下とコストパフォーマンスが高い
スペック
メーカー | Anker |
製品名 | Soundcore Life Q30 |
連続再生時間 | ・通常モード 60時間 ・ノイズキャンセリングモード 40時間 |
充電時間 | 約2時間 |
充電方式 | USB-Type-C |
接続方式 | 無線(Bluetooth5.0) 有線(AUXケーブル) |
ノイズキャンセリング機能 | 有り |
対応コーデック | SBC、AAC |
同時接続 | 2台(マルチポイント) |
重量 | 260g |
付属品
付属品は以下の通りです。

- ハードケース
- AUXケーブル(φ3.5mm)
- 充電用ケーブル(USB Type-C to A)


ケースはハードタイプでしっかりした作りになっていて、外へ持ち出しても問題なさそうです。
インターフェース
L側、R側それぞれのインターフェースは以下の通りです。

- 電源ボタン
- 充電端子(USB-TypeC)
- ノイズキャンセリングボタン

- 音量調節ボタン(+、-)
- 再生/停止ボタン
- AUX端子
音質
音質は中低音が強めです。高音がやや解像度弱めですが、ボーカルはクリアに聞こえます。

個人的にはロックやポップスを聞く分には特に不満は感じませんでした。
低音 | |
中音/ボーカル | |
高音 |
Soundcore Life Q30 の良かったところ
ノイズキャンセリング機能が優秀

Soundcore Life Q30 はANC(アクティブノイズキャンセリング)機能に対応しています。性能は優秀で、ANCをオンにすると周辺ノイズをかなりカットしてくれるので音楽や動画視聴に没頭することができます。

音楽を流さなくてもANCは有効にすることができます。
集中したい時に耳栓替わりに使えて便利!
ANCは 『交通機関』、『屋内』、『屋外』 の3種類のモードが用意されています。

『交通機関』モードは体感で最もノイズキャンセル性能が強く感じます。主に乗り物のエンジン音などの低音ノイズを強く抑えてくれます。

『屋内』モードは人の話声や足音などの中音ノイズを抑えます。特に話声はほぼ聞こえなくなるのでカフェや図書館など人の多い場所で効果を発揮します。

『屋外』モードは外で使うことを想定しているので、ノイズキャンセルは弱めで周囲音は割と聞こえますが、風切り音などをカットしてくれます。

エアコンや洗濯機などの生活音もバッチリ消してくれます。

他にも『外音取り込み』モードがあり、周囲の会話などを取り込むこともできます。
マルチポイントに対応
Soundcore Life Q30 はマルチペアリングの他に2台までマルチポイント接続に対応しています。
同時に複数のデバイスを接続できる接続方法。接続を都度切り替える必要がない。

例えば画像のようにスマホとノートパソコンを同時に接続することができます。
そうするとこの2台については接続切換えする必要がなく、スマホでは音楽、PCではYoutubeを視聴するなどの使い分けが簡単にできます。※再生できるのはどちらか片方のデバイスのみです。

いちいちデバイスの接続切換えをしなくていいのはかなり快適です!
音質のカスタマイズができる
Soundcore Life Q30は専用アプリ「Soundcore」に対応していて、イコライザー機能を使って音質をカスタマイズすることができます。

イコライザーはプリセットで22種類も用意されているので、余程の拘りが無ければ満足できると思います。

僕はロックがお気に入りです。低音とボーカルがよりクリアになり音に迫力がでます!

プリセットでも満足できない場合は、周波数を指定してカスタムすることもできます。
遅延はほぼ感じない
デバイスにローカル保存している動画を再生する場合は遅延は感じませんが、Youtubeなどのストリーミングだと動画によっては若干の遅延を感じます。

とはいえ、遅延といっても人の口元を集中して見てないと気が付かないレベルです。
ローカル保存(mp4動画) | 遅延は感じない | |
ストリーミング動画(YouTube) | 若干の遅延を感じる |
Soundcore Life Q30 のイマイチなところ
長時間の装着は向かない

イヤーパッドが柔らかく耳を包んでくれるので装着感は良いです。イヤホンが苦手な人でも問題なく使用できると思います。ただし、長時間着けっぱなしだと圧迫感を感じてきます。

僕は2時間くらいでキツくなってきました・・・
また、 Soundcore Life Q30 は密閉型のヘッドフォンなので通気性は皆無で耳回りが蒸れます。夏場は汗ばむのでやはり長時間の使用は厳しいです。

適度に休憩を挟みながら使うのがおススメです
有線接続は機能制限あり

Soundcore Life Q30 は有線接続に対応しているのでBluetoothに対応していないデバイスでもイヤホンジャックがあれば接続することができます。

有線接続時は本体バッテリーを消費しないのが地味に便利ですね
有線接続することでハイレゾ音源に対応します。逆に言うと有線接続の時しかハイレゾ音源に対応しません。
さらに、有線接続時は本体側のボタン操作、マイク、ノイズキャンセリング機能が使用できません。

ノイキャン使えないのは痛すぎる・・・
Soundcore Life Q30 はノイズキャンセリング目的で購入するケースも多いと思うので、有線接続のメリット・デメリットもしっかり確認しておきましょう。
- ハイレゾ音源の再生
- バッテリーレスでの再生
- ヘッドホン本体ボタンでの操作
- マイク機能
- ノイズキャンセリング機能
まとめ

本記事ではAnkerのヘッドホン『 Soundcore Life Q30 』について紹介しました。
1万円以下の価格を考えると十分過ぎる機能・性能を持つコスパ抜群なヘッドホンです。
特にノイズキャンセリング機能は高性能なので、仕事や勉強に集中したい時に活躍します。マルチポイント接続で2台のデバイスを使い分けできるのも快適です。
ただし、長時間の使用は耳回りに圧迫感を感じるので、適度に休憩しながら使用するのがおすすめです。
おすすめ度
- 高性能なノイズキャンセリング
- マルチポイントに対応
- 有線接続ができるが機能制限あり
- 長時間の装着は厳しい
- 価格が1万円以下とコストパフォーマンスが高い
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