ワイヤレスイヤホンが耳に合わない!耳からすぐに外れてしまう!という人は意外と多いのではないでしょうか。
僕もその一人です。
そんな人におススメなイヤホンが抜群のフィット感を謳うAnkerの『Soundcore Spirit Dot 2』です。
スペック
製品名 | Soundcore Spirit Dot 2 |
連続再生時間 | イヤホン単体:5.5時間 最大:16時間(ケース充電使用時) |
充電方式 | 有線(USB Type-C) |
防水規格 | IPX7(イヤホン本体のみ) |
接続方式 | 無線(Bluethooth5.0) |
対応コーデック | AAC、SBC |
外観と同梱品

スポーツ向けを意識したパッケージです。

同梱品はイヤーウイング3種類(S・M・L)とイヤーチップ5種類(XS・S・M・L・XL)、充電用のUSBケーブル(Type-C to A)です。
フィット感と音質
Soundcore Spirit Dot 2はフィット感に技術を集約したと言っても良いほどに、耳にフィットします。一度装着してしまえばしっかりホールドされ、落ちる気配がありません。耳に吸い付いているかの様にフィットします。

フィット感の決め手はこのイヤーウイングにあります。先端の出っ張り部分が耳の隙間に潜り込んでイヤホン本体を固定します。

イヤーウイングを潜り込ませるほど、フィット感は増しますが、やり過ぎると耳が痛くなってくるので注意しましょう。
一度装着してしまえば、頭を激しく降ろうが、激しく運動しようが、バリバリ物を食べようが全く耳から外れません。

Soundcore Spirit Dot 2は完全独立型イヤホンとしてはかなりスリムな形状です。耳に装着した際に本体が耳から出っ張らず、正面から見た際も違和感がありません。
耳当てなどをしていてもスリムな本体のおかげで耳穴が圧迫されることもありません。


デザインもそのスリムさから野暮ったさを感じずスタイリッシュです。ロゴは金メッキで印刷されていて、結構目立ちます。
音質は低音に迫力があり、臨場感が感じられます。反対に高音がちょっと曇りがちですが、ボーカルはクリアに聞こえます。ロック、ジャズ、ポップスに向いたチューニングになっています。
Soundcore Spirit Dot 2はSBCとAACのコーデックに対応しています。AptXには非対応なのでAndroidで音質に拘りたい人には注意しましょう。
また、イコライザー設定ができるアプリ「Soundcore」には対応していないため、音質は固定になります。
遅延についてはローカル環境では感じませんでした。ただし、youtubeなどのネットストリーミング動画だと、意識して話し手の口元を見ているとほんの少し遅延に思える時がありました。そこまで意識しなければ違和感を感じるレベルではありません。
操作性とバッテリー
再生/停止 | 右2回タップ |
曲送り | 左2回タップ |
曲戻り | 設定なし |
音声アシスト | 左右を2秒タッチ |
受話/終話 | 着信中に右か左を2回タップ |
着信拒否 | 着信中に右か左を2秒タッチ |
電源ON | 右と左を2秒タッチ |
電源OFF | 右と左を8秒タッチ |
Soundcore Spirit Dot 2の操作性はタッチ式です。標準的な操作性ですが、曲戻りの操作が本体でできません。
アプリ「Soundcore」に対応していれば本体操作をカスタマイズできたのですが、残念ながら非対応のため、イヤホン本体で曲戻りを行う手段はありません。

Soundcore Spirit Dot 2は簡単に片方のみの接続をすることができます。特に難しい設定をする必要はなく、ケースから左右どちらかのイヤホンを取り出すだけです。
両耳で聞いていた場合は片方をケースに収納するだけで片側接続に切り替わります。その間に音声が途切れることもなくスムーズに片耳使用に移行できます。
もちろん、その逆も可能で、途中から両耳で聞きたい場合はケースから取り出すだけで自動接続されます。

Soundcore Spirit Dot 2のバッテリーは本体のみの連続再生時間は5.5時間で、ケース充電を合わせて最大16時間です。
同じAnkerの製品群の中では決して良い数字でありませんが、普段の生活ではストレスなく使える範囲です。

充電端子はUSB-TypeCです。非接触充電には対応していませんが、急速充電には対応していて10分の充電で1時間使用することができます。
まとめ

フィット感 | |
デザイン | |
音質 | |
操作性 | |
バッテリー | |
総合評価 |
Soundcore Spirit Dot 2は完全ワイヤレスイヤホンで付け心地、フィット感を求めている人におススメです。
パッケージからも分るようにスポーツ中に快適に使用できることをコンセプトにしているので、動くシチュエーションで真価を発揮します。
ただし、操作性やバッテリー持ちは他のAnker製品と比べても見劣りするのでその点を妥協できるかはよく考えた方がよいと思います。
僕個人的な感想としては、Soundcore Spirit Dot 2のフィット感には他のデメリットを打ち消すだけの価値があると思っています。今までワイヤレスイヤホンが耳に合わずに使うのを諦めていた人には、是非このフィット感を一度試して貰いたいです。
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