機能性、操作性、携帯性の3拍子揃ったマウス『ロジクール ANYWHERE 2S MX1600sGR』レビュー

ガジェット
『ロジクール ANYWHERE 2S MX1600sGR』
【機能性】      5.0
【デザイン】     4.0
【フィット感】    4.0
【操作性】      5.0
【携帯性】      4.0
【総合評価】     4.5

ロジクールの『ANYWHERE 2S MX1600sGR』はずっと気になっていたマウスだ。だけど、価格が1万円前後と割りと高額ということもあり、買うかどうか迷っては保留を毎回繰り返していた。

ただ、2020年の10月に『ANYWHERE 3 MX1700PG』が登場したことで、『ANYWHERE 2S』が5000円程度まで値下がったこともあり、これはもう買うしかないと購入に踏み切った。

スペック

製品名ANYWHERE 2S MX1600sGR
ボタン数7(ジェスチャ機能あり)
チルトホイール有り
接続方式無線(USB、Bluetooth)
解像度1000~4000dpi
マルチペアリング可(3台)
使用電池内蔵充電式(microUSB)
サイズ:幅x奥行x高さ61.6mm x 100.3mm x 34.4mm
価格10130円
しっかりした作りの外箱
付属品はUSBレシーバーと充電用USBケーブル(microUSB)

普遍的だけど機能的なデザインと高い性能

パッと見たデザインは良くある形のマウスだけど、良く見ると芸が細かい。サイドにあしらわれた立体的な模様は見た目だけでなく、手で持った時にグリップ力を持たせるようなラバーのような質感をして機能的だ。でもべた付くような感じはなく、持っていて気持ち良い。

本体の質感はマットで光沢はない。カラーは本体は濃いめのグレー(グラファイト)でサイドが縁に沿ってガンメタリックシルバーのラインが入っていて、地味な色味の中にも洗礼されたデザインとなっている。

重さは公称値106gの実測103gと軽めで、全長も約100mmとコンパクト。だけど決して小さくて持ちにくいとか操作しにくいということは無く、むしろ快適に使えるミニマム値を狙ったサイズ感と言える。『ANYWHERE』の文字通り、どこでも快適に使えるというこだ。

端子タイプはType-CではなくmicroUSBなのが残念

バッテリーは乾電池ではなく、充電式だ。一度充電すれば最大70日は持つ模様。僕が実際に使用してから1ヵ月経過し、使用頻度は一日平均8時間といったところだけど、まだ充電は切れる様子はない。

CAD図面の細かい作業などでもストレスを感じないトラッキング性能

また、実際に使ってみてトラッキング(追従)精度が高いことを体感できた。通常のブラウジングでは差は感じにくいが、CADなど細かい作業をしている時の微少なマウスの動きを正確に捉え、滑らかにマウスカーソルが追従してくれる。

ホイールを押し込むことで「フリースピンモード」に切り替わる

『ANYWHERE 2S』の特徴の一つに、マウスホイールのモードシフト機能がある。通常は一般的なマウスと同じでクリック感のあるスクロールだが、ホイールを押し込んで「カチ」と音が鳴ると「フリースピンモード」に切り替わり、高速スクロールが可能になる。

高速スクロールはwebブラウジングで役立つが、他にもエクセルやワードといったオフィス向けソフトとも相性が良く、仕事で重宝している。

難点としては、高速スクロールはホイールの回転の慣性を利用しており、急にスクロールを止められないのでホイール回転の強弱調整を指先で行う必要がある。ここは使いこなすまで慣れが必要だ。

カスタマイズ性が高い

『ANYWHERE 2S』には物理ボタンが5個(左右クリックボタン含めると7個)ついてる。そして、オプションのソフトウェア『Logicool Options』を使えばこれらの物理ボタンに機能を割り当ることができる。

さらにボタンに『ジェスチャー機能』を割り当てることで、そのボタンを押した状態でマウスを上下左右に移動したときのアクションを追加できる。つまり、5個のボタン全てにジェスチャー機能を割り当てると、合計25種類の機能をマウス一つで操作することができる。スゴイ!

チルトボタンは慣れると手放せない・・・!

ちなみにデフォルト設定ではサイドボタンに割り振られている『進む』『戻る』機能だけど、これをチルトボタン(水平スクロール)に割り当てるのがイバミエ一押しの割り振りだ。

ひとさし指で左クリック「選択」+チルトボタン「進む」「戻る」で大抵事足りる

理由は標準的なブラウジングの操作が右手のひとさし指だけで完結できるから。これに慣れると、親指を使ってサイドボタンで『進む』『戻る』を行うことすら億劫になる。デメリットとしては、チルトボタンのない機種ではこの割り当てができないので、今後マウスを購入するときにチルトボタンの有無が必須条件になってしまうことだ。

標準設定で使用しない機能をアプリケーションごとに新たに機能を割り振ることができる

さらにアプリケーション別に設定を変えることもできる。例えば、エクセルではチルトボタンに『進む』『戻る』の代わりに『右スクロール』『左スクロール』を割り当てた方が作業効率が高まるし、ボタンを余すことなく有効活用できる。

マウスポインターの速度調整もほぼ無段階に設定が可能で自分に一番適した速度を見つけられる。僕的には丁度真ん中あたりが心地良い速度だった。

最大3台のマルチペアリングが可能

『ANYWHERE 2S』は一つのマウスで3台のデバイスをペアリングすることができる。PC以外にスマホやタブレットでもペアリング可能だ。切替ボタンは本体背面にあり、ボタンを押す度にデバイスを自動的に切り替える。切り替え動作についてもタイムラグなどは感じない。

接続方式は3つ全てBluetoothでも良いし、一つは付属のUSBレシーバーを使用しても良い。USBレシーバーは、Buletoothよりも接続強度が高く、精度も良いらしいが、僕の使用環境では差を感じなかったので、敢えてUSBポートを一つ消費してレシーバーを使わなくても良いと思う。

僕の環境では、今のところプライベート用ノートPC、仕事用ノートPCの2つを設定している。ボタン一つで接続の切替ができ、管理するマウスを1台に集約できることは思った以上に快適で、これに慣れてしまうと以前の環境には戻れない。

あえてイマイチな点をあげるなら静穏性

『ANYWHERE 2S』の数少ない不満ポイントと言ったらこの静穏性だと思う。クリック音もマウススクロール音もしっかり鳴る。他に、フリースピンモードでは勢いよくホイールを回すとそれなりに回転音が鳴る。

音が鳴ると言っても、標準的なマウス音と言えるのでそこまで神経質にならなくても良いけれど、値段を考えると静穏機能は実装されていれも良いのではないだろうかとは思う。

まとめ

もし気なっていて値段で躊躇しているのなら、買っておいて損はない。操作性もカスタマイズ性も高いレベルを味わえる。僕自身、使ってみたら定価でも買っていても後悔はしなかったなと思っている。むしろ早く買わなかったことを後悔しているくらいだ。もっとも、『ANYWHERE 2S』は2020年2月時点で市場在庫のみなので、見つけたら買っておくことをおすすめする。

ちなみに、もともとは自宅で使用するために買ったけど、気に入りすぎて今は持ち運んで会社でも使っている。毎日通勤鞄の中に入れているが、コンパクトなのでかさばらないのも良い。さすが「Anywhere」!

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