財布って種類沢山あって、選ぶのに迷いますよね。2つ折りや3つ折りタイプ、カードが沢山入るタイプ、長財布・・・もし新しい財布を買うとしたらどんな点に注目しますか?
僕はできるだけ「小さくてかさ張らない」ことを重視して選びます。基本的に外出する時にバッグは持たない派です。なので、財布は必然的に身に着ける衣服のポケットに入れることになりますが、財布が大きいとポケットがパンパンになり見た目が良くありません。
僕は、丁度30歳になるタイミングで「小さくてかさ張らない」財布を新調しました。それが、Bellroyの「Card Sleeve ウォレット」です。その完成されたミニマルさの虜となりずっと愛用しています。今回はこの使い込んだ究極にミニマルな財布についてレビューします。
無駄をそぎ落としたミニマルデザイン

Card Sleeve ウォレットはカードより一回り大きいサイズ程度で、非常にコンパクトです。手元に丁度良いカードが無かったので、文庫本と比較していますが、コンパクトさは伝わると思います。


収納部は前後ポケットと中の3か所。普通の財布なら絶対にあるお札入れや小銭入れは無く、基は商品名にある通り、カードを収納するだけの財布です。とは言え、お札であれば、3つ折りにすれば収納することは問題なくできます。

柔らかい牛のレザーを使用していて、手触りが良いです。最初はマットな色合いでしたが、使い込むうちに上品な光沢が出てきました。革製品は使い込むほど自分の形に馴染むのが良いところですね。
特にメンテナンスはせず割と雑に使っていますが、革が破れたり縫製が切れたりすることは今のところ有りません。

じゃあカードは沢山入るのか?というと、そうではありません。前後ポケットにはそれぞれ1枚、中には詰めて8枚が限界です。
それだけしか収納できないのか・・・と感じるかもしれませんが、それだけしか収納できないのでこの究極のミニマルデザインが成り立っているということが言えると思います。
実際に手に取ってみると、手のひらに収まるサイズ感は財布を持っているとは感じません。
使い勝手も抜群

ミニマルなデザインですが、使い勝手もしっかり考慮されていて、中のカードを取り出す時は背面のプルタブを引っ張るとカードが飛び出て取り出しやすくなります。
僕は前後ポケットには何も収納せず、中にカード7枚と1万円札を一枚収納しています。前後ポケットは、一時的に持ち出すカードを入れる予備ポケットとしています。

僕の使い方だと厚みは7、8mm程度なので、ズボンのポケットに入れても膨らむことをも無くスマートに持ち出せています。
ちなみに、僕が入れているカードは以下です。

- クレジットカード3枚(メイン+サブ+Edy用)
- キャッシュカード2枚(家計用+個人用)
- 免許証
- 子育て支援カード
- 1万円札
クレジットカードはメインとサブしか使用しないんですが、会社の食堂やカフェで使用できる電子マネーがEdyのみのため、Edy対応のカードを追加で持ち歩いています。
使い始めたころは保険証やSuicaも入れてましたが、普段はほとんど使わないのでレギュラーメンバーから外しました。保険証は病院へ行くという目的がハッキリしている時だけ、前後ポケットに入れています。
Suicaやポイントカードの大半はアプリで管理できるのでスマホに集約しました。そもそも使用頻度の低いポイントカードはこれを機に捨てています。子育て支援カードは使用頻度が高い割にアプリ化されてないので、仕方なく持ち歩いています。
こんな感じで、本当に財布に入れて持ち歩くのに必要な物を断捨離していくと、案外カード数枚で事足りてしまうので、Card Sleeve ウォレットの少ない収納量でも十分に財布として機能します。
余談ですが、1万円はカードも電子マネーも使えない店だった場合の保険として忍ばせています。日本はまだ現金支払いのみの店も多いのが残念です。本当は現金も持ち歩きたくないんですが、こればかりは現状だと仕方ないですね。
まとめ

Card Sleeve ウォレットは無駄をそぎ落としたシンプルでミニマルな財布です。お札や小銭を入れるのが財布だという常識を捨てれば、サイズ感や使い勝手はかなり良い仕上がりになっています。
僕自身、このCard Sleeve ウォレットを使い始めて5年近く経ちますが、小銭関係で不便に感じたことは殆どありません。個人的にはこのコンパクトさは他のデメリットが気にならないくらい、使い勝手が良いと感じています。今では普通の財布に戻れません。
きっと、次に買い替える時も同じCard Sleeve ウォレットを買うと思います。まだまだ穴があくまで使い続けますが、それくらい気に入っています。
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