MX ERGOはロジクールのトラックボールマウスです。
トラックボールと言えば、親指親指で指でボールを動かしてマウスカーソルを操作するのが最大の特徴です。ただ、僕自身は普通のマウスで事足りていたので、今まで興味はあったもののスルーしてました(数年前からAmazonの欲しい物リストに登録だけはしてありました)。
そんな僕が今回トラックボールマウスを購入したのはブログのネタのためという意味合いが大きいのですが、ある意味ブログが背中を押してくれたという前向きに解釈して自分を納得させました。
苦しい言い分はさておき、実際にMX ERGOを購入したので、今回は開封レビューとしてファーストインプレッションを書いていきたいと思います。
スペック
製品名 | MX ERGO |
ボタン数 | 8(ジェスチャ機能有り) |
チルトホイール | 有り |
接続方式 | 無線(USB、Bluetooth) |
解像度 | 512~2048dpi |
マルチペアリング | 2台 |
電池 | 内臓充電式(microUSB) |
サイズ:幅x奥行x高さ | 99.8mm x 132.5mm x 51.4 |

マグネット式の前蓋になっていて高級感を感じるパッケージです。

付属品はトラックボールマウス本体とUSBレシーバー、USBケーブル(MicroUSB to TypeA)です。

重さは262gでマウスとしては重めです。据え置きでの使用が前提となってます。
ファーストインプレッション
いかつい外観

開封と同時に感じたのがマウス本体の大きさです。今までトラックボールマウスに触れたことが無かったのでとてつもなく大きく感じます。存在感が半端じゃないです。

僕の手は一般的か少し大きい方だと思いますが、ジャストサイズかちょっと大きめに感じます。慣れの問題かもしれませんが、手が小さい人だと持ちにくいかもしれません。


同じロジクールのマウスのANYWHERE 2Sと比較すると大きさの違いが良く分かります。

左クリックの横に2つの物理ボタンが付いています。固めのクリック感で思ったより押す力が必要です。また、上のボタンがちょっと遠く感じました。本体を深く握れば問題ないのですが、普段から浅めに握るクセがあったのでちょっと違和感を感じます。
デフォルト機能は「進む」「戻る」が割り当てられています。

トラックボールの横にもボタンが付いています。クリック感は普通で押しやすいです。デフォルト機能はトラックボールの感度調整(通常⇔精細)が割り当てられています。

MX ERGOのホイールには左右に傾けるチルト機能が採用されています。デフォルト機能は水平スクロールが割り当てられています。
ANYWHERE 2Sの記事でも書いてますが、僕にとってチルト機能は必須なのでマウスを買う時は大事なチェックポイントになります。
トラックボールを買おうとした当初、ロジクールの中では値段が安いM575を買おうと考えてましたが、M575にはチルト機能が無かったのでMX ERGO一択になりました。
ホイール音はANYWHERE 2Sと比較して静かです。個人的にはこっちのほうが好み。

MX ERGOはマルチペアリングに対応しており、2台まで登録が可能です。ANYWHERE 2Sは切替ボタンが本体裏面に配置されてますが、MX ERGOの切替ボタンは表面に配置されているので押しやすいのが地味に嬉しいポイントです。
角度の2段階調整が可能
MX ERGOは角度を2段階で調整することが可能です。


写真は本体の底面に付いている滑り止めを兼ねる角度調整用の金属プレートです。プレート本体は磁石で繋がるので簡単に外すことができます。


本体の裏は平らではなく2面になるように角度がついています。どちらかの面にプレートをくっ付けることで本体の角度を調整でき、調整角度は0°か20°になります。


0°は手の甲が上向きになり、マウスに似た握り方になります。


20°は手の甲が右側に寄ります。持ってみて分かりましたが、0°と比べて手首を捻らず自然なポジションで本体を握ることができます。明確に握り心地が変わります。

20°の方が親指でのトラックボール操作がし易く感じます。
高いカスタマイズ性

MX ERGOはANYWHERE 2S同様にオプションのソフトウェア『Logicool Options』に対応していて物理ボタンに機能を割り振ることができま、かなり自由にカスタマイズできます。カスタマイズの詳細は下記ANYWHERE 2Sの記事を参照してみて下さい。
トラックボール操作は快適!

トラックボールによるマウスカーソル操作は思いのほか快適です。親指一つでカーソルを動かすことに最初は戸惑いますが、2,3日で慣れました。位置精度も良く普通のマウス操作と同じ感覚でカーソルを移動させることができます。
精密モードを使えばカーソル移動速度が遅くなるので、より正確に操作ができますがCADでも操作しない限りは通常モードでも問題なく操作できる印象です。
まとめ

本記事はロジクールマウスのMX ERGOのファーストインプレッションについて書きました。
今回が初のトラックボールマウスの使用でしたが、思いのほか操作性が良くハマりそうな予感がしています。
特に角度を20°にした時の右手のポジションがかなり自然に本体を握ることができ、人間工学(ERGO)を謳うことに納得がいきます。トラックボール自体の操作も始めこそ違和感を感じましたがすぐに慣れました。カーソル移動も通常マウスと同等の精度を持っています。
まだ使い始めて1週間も経っていないので、今後感じた使用感については改めてレビューしていこうと思います。
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