ミニマルな無印の『ソーラークッキングスケール』が結構使える

生活雑貨

人気のガジェット系ブログを覗くと、キッチンスケールを使ってガジェットの重量を測った写真を載せているのが高い。正直、重量なんてスペック表に載っているし、わざわざ写真を載せる意味はあるのかちょっと疑問だけど、ここは先輩ブロガーに倣ってスケール写真を撮っていこうと思う。

ただ、いざキッチンスケールを探すと中々しっくりくる物が見つからなかった。諦めかけてたとき、ふと無印ならあるのでは?と思い、仕事帰りに近くの無印に寄ってみたらビンゴだった。

スペック

製品名ソーラークッキングスケール
軽量範囲0~2000g
駆動方式ボタン電池(CR2032)
ソーラー電池
重量395g
サイズ:幅x奥行x高さ200mm 122mm 40mm
価格3490円
パッケージも無印らしくミニマルだ

無印ならではのミニマルなデザイン

僕はムジラーという程ではないけど、無印の無駄をそぎ落としたデザインはとても好き。今回のスケールも無印らしさ全開のミニマルデザインだ。さり気なくフック穴がついていて、吊り下げ収納ができる。

刻印はボタンに『ON(TARE)』と『OFF』の2つのみ。余計な日本語表示がなく非常にシンプルで分かり易い。

計量台用の蓋が付属していた。中央の縁が湾曲していて変わったデザインだと思ったら、逆さにすると長物の計量ケースとして使用できるようだ。

試しにパスタを置いてみたが、確かにパスタが転がって落ちることがなかった。これは地味に便利だと思う。まあ、僕はガジェット軽量が目的なので使うことは無いのだけれど・・・

機能はシンプルに『計る』のみ

最近のキッチンスケールはカロリーが計れたり、ml(ミリリットル)表記ができたり、0.1g単位の表示ができたりと多機能なモデルも出ているが、この無印スケールはグラム表記で計るだけの機能しかない。最小表示も1g単位からだ。

軽量範囲最小表示計量精度
0gから500gまで1g±2g
500gを超え1000gまで2g±6g
1000gを超え2000gまで5g±15g

計量精度や最小表示についてはJIS規格を満足しているので問題はないけど、お菓子作りなどで0.1gの精度にこだわる人は別のスケールを選んだ方が良いかもしれない。

蓋を置いてON/TAREボタンを押すと
計量表示が0gになる

※オフセット機能はついているので材料を入れたりするボウルなどの重量を間引くことはできる。

電池無しでもスマホのライトで起動できる

電池切れのマークが出てもソーラー電池で駆動できる

思いのほかソーラー電池がしっかりと機能してくれた。夜に部屋照明(シーリングライト)のみでは起動しなかったが、追加でスマホのライト(iPhoneSE2)を数秒ほど当てると起動できた。しかも、一度起動すれば部屋照明のみで使用することができる。

スマホさえあれば電池切れの心配をする必要がないのは、かなりの好印象。思わず「やるね、無印!」と言ってしまった。

まとめ:デザインよし実用性よし

完全にデザインのみで選んだ無印のキッチンスケールだったけど、ソーラー電池が予想外に優秀で、実用性も高い代物だった。無印の家電はデザインは良くても使い勝手は悪いと今まで思っていたけど、良い意味で裏切られた。ごめん、無印。

パッケージを見るとどうやらタニタのOEM品の模様。納得のタニタ品質に無印のデザインがプラスされてたと考えたら、キッチンスケールにはちょっと高めな価格設定にも納得できる。

僕はガジェットレビュー用に購入したけど、もちろんキッチン家電として使用してもトータルの満足度は高いと思う。余計な機能は要らない、ミニマルなキッチンスケールをお探しの方には、この『ソーラークッキングスケール』はすごくお勧めできる。

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