最近新しいPCが欲しくてたまらない・・・
僕が現在メインで使用しているのはHP製ENVYシリーズの13インチノートPC(ENVY13x360-ag)です。
もともとメインPCはデスクトップを使っていて、ノートPCはサブ用途の目的で購入しましたが、どこでも持ち運んで使える手軽さが予想外に快適で、いつの間にかノートPCをメインで使うようになりました。
しかしメイン機として使用していると、今度は節々に不満を感じるように・・・
今のノートPC(ENVY13x360-ag)の不満
- 動画編集のエンコード速度が遅い
- エンコード中に別の作業すると動作が重い(カクつく)
- ストレージ容量が少ない
- 13.3インチはディスプレイが小さすぎて文字が見難い
- ヒンジがすぐ壊れた
最近は子供の動画を編集する機会が増え、エンコード速度の遅さが致命的になってきました。
他にも13インチはディスプレイは思いのほか小さく、フルHDの解像度で表示すると文字が小さく、画面に顔を近づけないと見難いです。回避策として表示の拡大を設定してますが、表示領域が狭くなり瀬角のフルHD解像度を活かすことが出来ません。
また、コンバーチブルタイプのためヒンジが特殊なつくりで壊れやすいのか、僕のENVY13は1年足らずでヒンジが壊れました。以降アンチコンバーチブル派です。
画面が360°回転できるノートPC。タブレット型や動画視聴型に適したテント型などフレキシブルに活用できる。
求めるスペック
僕の求めるスペックはざっくりまとめると以下です。
- 動画編集が苦にならない基本スペック
- Thunderbolt3に対応している
- 画面サイズは14インチでIPS液晶
- コンバーチブルは嫌
- 所有欲を満たすデザインと質感
動画編集が苦にならない基本スペック
メイン機で使用する場合、特に動画編集や他の作業を平行してストレスなく行うために、CPUはCore i7(11世代)、メモリは16GB以上、ストレージは512GB以上と基本スペックはある程度ハイエンドなモデルが欲しいところです。
Thunderbolt3に対応している
できるだけ長く使いたいので、拡張性が高いThunderboltに対応していることも条件の一つです。Thunderboltなら外付けでグラフィックボード(eGPU)を導入することが可能なので、4Kなどの高画質な動画編集にも対応できます。
画面サイズは14インチ


僕はノートPCを外部ディスプレイにつないで、ノートPC自体のディスプレイをサブディスプレイとして使用しています(写真左)。この時、PCとは距離があるので13.3インチでは見難さを感じます。
では、何インチが適しているのか。
写真右は15.6インチの社用PCになりますがデスク余白に対してPC本体が大きく、デスクが狭く感じます。写真では分かり難いですが、実際にデスクで作業すると15.6インチは見た目以上に圧迫感があります。
よって、13.3インチ以上15.6インチ以下のサイズである14インチが僕の環境にはマッチすると判断しました。
コンバーチブルは嫌
現行のENVY13のヒンジが使用して1年くらいで壊れたのでコンバーチブルがトラウマ気味です。そもそもタブレットモードやテントモードで使うことも基本無いので頑丈な普通のヒンジが良いです。
所有欲を満たすデザインと質感
毎日使うものなので、見た目や質感が良い物が欲しいですね。スペックは良くても外装がプラスチックの安っぽいPCだとモチベーションも上がりません。その点で値段は張りますがMacBookやSurfaceは良くできていると感じます。
3メーカー比較
求めるスペックを探すと、3つのメーカーで競合することが分かりました。
メーカー | HP | レノボ | DELL |
---|---|---|---|
製品名 | ENVY14-eb | ThinkBook14 Gen2 | Insoiton 14 5410 |
ボディ | アルミフレーム(フルボディ) | アルミフレーム(一部樹脂) | アルミフレーム(一部樹脂) |
ディスプレイサイズ | 14インチ(IPS液晶) | 14インチ(IPS液晶) | 14インチ(VA液晶) |
解像度 (アスペクト比) | 1920 x 1200 (16:10) | 1920 x 1080 (16:9) | 1920 x 1080 (16:9) |
CPU | Core i7 1165G7 | Core i7 1165G7 | Core i7 11370H |
メモリ | 16GB(DDR4) | 16GB(DDR4) | 16GB(DDR4) |
ストレージ | グラボ無し:512GB グラボ有り:1TB | 512GB | 1TB |
拡張I/F(Thunderbolt) | 対応(Thunderbolt4) | 対応(Thunderbolt4) | 対応(Thunderbolt4) |
重量 | 1.52kg | 1.4kg | 1.461kg |
価格(実売価格) | グラボ無し:¥139,800 GeForce GTX 1650 Max-Q:¥159,800 GeForce GTX 1650 Ti Max-Q:¥169,800 | ¥122,100 | ¥129,064 |
スペックはどれも一長一短な部分があり、自分の付加価値から良い点とイマイチな点でそれぞれまとめます。
HP ENVY14
良い点
- オールアルミフレーム
- 16:10のディスプレイ
- パフォーマンスモードでCPU性能40%アップ
イマイチな点
- USB Type-Cポートが一つ
- SDカードポートはmicroのみ
ENVY14は全面にアルミフレームを採用していて高級感が高く、デザインもシンプルでロゴもカッコいいです。

アスペクト比16:10のディスプレイを採用していて、一般的な16:9より縦方向に表示領域が広くとれるので、作業効率が上がりそうなところも良さそうです。
動作モードを「パフォーマンス」に設定することでとCPUの性能を40%上げることができます。普段は使用しなくてもエンコードの時だけ使用することで動画編集の時短になりそうです。
パフォーマンスモードにすると、一般的なノートPCに搭載されているCore i7-1165G7のスコアよりも40%ほど高かったです。これは、HP ENVY 14-ebのCPUのPL1の設定が45Wと高めであることに加え、135WのACアダプターを搭載しているためです。パフォーマンスモードでCINEBENCH R23を実行しているときは、PC全体の消費電力が約90Wになっており、一般的なノートPCに付属している65WのACアダプターでは出せない電力です。HシリーズのCore i7-10750Hに匹敵するスコアで、CPUパワーを使う編集作業を快適に行うことができます。
出典:THE 比較
Lenovo ThinkBook14 Gen2
良い点
- USB Type-Cポートが2つ
- フルサイズSDカードのポート
- LANポート付き
イマイチな点
- パームレストは樹脂
- 天板のツートンカラーが微妙
なんといってもUSB Type-Cポートが2口あるのは大きいです。さらにHDMIポートは当然として、USB Type-Aポート2口、フルサイズSDカードポート、LANポート完備とビジネス向けだけあってインターフェースの充実っぷりは素晴らしい!

相手に画面を見せるためにヒンジが180°開くのも良いですね。
ただ、ビジネス向けのためのコストカットなのか一番触れたり視界に入るのが多いパームレスト部が樹脂製なのが残念です。
ThinkBook 14 Gen2は、天板と底面に、陽極酸化サンドブラスト処理が施されたアルミ素材を使用しています。なお、パームレスト部分は樹脂製なので、フルメタルボディではないようです。
出典:THE比較
Dell Insoiton 14 5410
良い点
- CPUがハイエンドモデル
- ストレージは標準で1TB
イマイチな点
- USB Type-Cポートが一つ
- SDカードポートはmicroのみ
- 底面は樹脂

比較機種の中ではCPUが「H」のハイエンドタイプで高い処理能力とストレージも大容量の1TBなのが魅力的です。
デザインはThe DELLって感じですね。完全に個人的な話ですが、DELLのPCは普段会社で使用しているので業務用ってイメージが強く、余計にプレミアム感を感じずらいので迷いどころです。
まとめ
現在、色々と悩み中です。基本スペックが高いDELL、豊富なインターフェースのLenovo、デザインのHP、自分にとっての付加価値を考えて決めようと思います。
・・・「まとめ」なのに全然まとまってなかったですね。あ~迷う!!
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