【デザイン】
【サイズ】
【操作性】
【機能性】
【総合評価】
普段は滅多に欲しい物を言わない母から珍しくテレビが欲しいので見繕ってほしいとお願いされました。僕の実家はチャンネル権は父にあるので、母は父がテレビを見ていない時間帯に録画番組を見ています。今までは父が仕事中にテレビを見れてたようですが、定年後は家にいる時間も増えたので見たい番組が中々見れないとのことでした。
去年子供が生まれた時に母には何かとフォローをして貰ったので、お礼の意味も込めて(一足早い母の日のプレゼントとして)、どこでも見られるポータブル型のテレビをプレゼントすることにしました。
スペック
製品名 | UN-19FB10-K(プライベート・ビエラ) |
画面サイズ | 19インチ(ハイビジョン) |
内臓バッテリー | 搭載(連続再生時間:最長3時間30分) |
ネット動画視聴 | 可能 |
外部入出力(テレビ) | HDMI入力端子x1、ヘッドフォンジャックx1 |
外部入出力(チューナー) | HDMI出力端子x1、USB入力端子x1 |
操作方法 | リモコン(非タッチパネル) |
サイズ:幅x奥行x厚み | 462mm x 346mm x 119mm |
価格(2021年3月) | 44,045円 |


軽くて大きい画面

開封してすぐ「軽!!」と口にしてしまいました。『19FB10』本体の重量はわずか2.3kgで女性でも片手で楽に持ち上げることができます。軽いのでどこにでも持ち運べますが、本体は非防水のため、お風呂場には持ち込めないので注意が必要です。※防水タイプのシリーズもラインナップされてます。

持ち運ぶ時に、本体に取りついているスタンドを180°回転させることで取っ手として使用することもできます。本体が軽いので、この状態でS字フックなどでぶら下げることも可能です。


スタンドは角度を浅めと深めの2段階調整が可能です。テレビから離れてみる時は角度浅め、近くで見る時は深めにすると丁度良い視線で画面を見ることができます。
画面は19インチと、ポータブルテレビにしては大画面です。画面解像度はフルHD(1920×1080)でなくハイビジョン(1366×768)になりますが、発色が良く地上波テレビ番組を見るのには不足ない画質で、この辺りはさすがテレビメーカー大手のパナソニックという印象です。
スピーカーは3W+3Wのステレオスピーカーが内臓されています。音質は内臓スピーカーなりですが、音量を上げても音割れすることなくポータブル用途としては問題ありません。
また、『19FB10』にはバッテリーが内臓されていて、最長3時間30分の視聴ができます。充電時間はおよそ4時間です。もちろんACアダプタに接続しながらの視聴も可能なので家で使う分には不自由はしないと思います。

『19FB10』には入力系統にHDMIが1ポート用意されています。無線のテレビなのに、HDMI?と思いますが、要は外部ディスプレイとして使用することができます。例えば、ノートPCを繋いでサブディスプレイとして使ったり、スマホを繋いでスマホ内の動画をテレビで見ることが可能です。
本体側にHDMIの入力系統が付いているのは『19FB10』の他に『19F10』の19インチシリーズのみになります。もし他のシリーズで外部ディスプレイを兼用したいと思っている場合は注意が必要です。

付属されているリモコンは一般的なテレビと同様なデザインなので、誰でも簡単に使用できます。ただし、19インチ以外のモデルはタッチ操作が基本のためリモコンは付属しません(※例外あり)。
ちなみに僕の実家は家電類を基本的にパナソニックで統一しています。テレビ、レコーダーも漏れなくパナソニック製なので、機械に弱い母でも問題なく使用できてました。

B-CASカードはminiタイプを使用します。僕はこのサイズを初めて見ました。ガラケー時代のSIMカードと同じようなサイズ感です。

ポータブルテレビって田舎だと電波が弱くて、結局見れないのでは?と思う人もいると思いますが、チューナーは外付けの据え置きタイプで、テレビアンテナケーブルを接続して使用するので電波受信は問題ありません。実際、僕の実家はそこそこ田舎ですが動作チェックをした限りでは全てのチャンネルで普通の据え置きテレビと同じ受信レベルでした。
『19FB10』とチューナーとの無線接続もとても簡単です。チューナーの電源をONして「リンクボタン」を3秒以上長押しすると電源LEDが点滅します。点滅中に『19FB10』本体の電源をONすれば自動的に接続されます。
番組録画は可能

『19FB10』本体のみで録画することはできません。しかし、チューナーには外付けHDD用のUSBポートが用意されていて、HDDを接続することでテレビ番組を録画することができます。(メーカー推奨HDD一覧はコチラ)
また、『19FB10』はパナソニック独自機能「お部屋ジャンプリンク」機能に対応しています。もし自宅で使用しているレコーダーもこの「お部屋ジャンプリンク」に対応していれば、『19FB10』でレコーダーに保存されている番組を視聴することができます。残念ながら実家のレコーダーは型が古く非対応でした。(お部屋ジャンプリンク対象機種はコチラ)
ネット動画が視聴できる

実は、『19FB10』を選んだ一番の理由は「テレビでYoutubeをみたい」という母のリクエストを叶えるためでした。『19FB10』は無線ルータと接続することでネット動画を視聴できます。還暦過ぎの母はYoutubeを大画面で視聴できることを一番喜んでました。
個人的にはradikoが入っているのがポイント高いですね。見たいテレビ番組が無い時はラジオとして使用することができます。ネットラジオなので、もちろん音質も普通のアナログラジオより段違いにクリアです。スマホでも聞けますが、スマホのバッテリー残量を気にせず、大音量でラジオ番組が聴けるのが僕的にツボでした。
使い方も簡単で、テレビ画面のメニューから「アプリ」を選択するか、リモコンの「アプリ」ボタンを押せば画像のようなネット動画を選択する画面に切り替わります。

リモコンの「メニュー」ボタンを押すと画面上にメニューが表示されます。この辺の操作は普通のテレビと同じです。
まとめ
一足早い母の日のプレゼントとして購入したポータブルテレビでしたが、軽くて画面も綺麗で、Youtube まで見られる多機能さに驚きです。僕は普段テレビはあまり見ないのですが、『19FB10』をYoutube、radiko再生ができる外部ディスプレイと考えると自分でも欲しくなってきてしまいました。母も満足そうで、久々に親孝行ができたかなと思います。
パナソニック 19V型プライベート・ビエラ ブラック UN-19FB10-K
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