【速度】
【デザイン】
【サイズ】
【携帯性】
【総合評価】
皆さんはPCはデスクトップ派でしょうか?ノート派でしょうか?僕は昔はデスクトップ派でしたが、ここ数年でノート派となりました。理由は家族ができ、家を建てたことで一つの部屋にとどまる機会が減ったので、どこにでも持ち出せるノートPCをメインに使うようになったからです。
ただ、メイン使いをノートPCにしたことでストレージ容量に悩むようになりました。僕のノートPCのストレージ容量はSSD256BGです。もともとノートPCはサブで使用していたので、256GBでも問題なかったのですが、メインとなると話は別。
そこで見つけてきたのがサムスンのポータブルSSD『T5』。その利便性をレビューしていきたいと思います。
スペック
製品名 | PORTABLE SSD T5 |
容量 | 500GB、1TB、2TB |
最大転送速度 | 540MB/s(USB3.2 GEN2) |
接続方式 | UBS typ-C |
サイズ:幅x奥行x厚み | 74mm x 57.3mm x 10.5mm |
価格 (2021年3月) | 500GB:8892円 1TB:15960円 2TB:32562円 |



メタリックでミニマルなデザイン



『T5』は容量によって選択できる本体の色が違います。今回僕が購入した500GBはメタリックブルーになります。ボディはアルミ仕上げで高級感があり、手触りも良くデザイン性が高い仕上がりとなっています。また、デザイン性が高いだけでなく、2メートルの高さからの落下にも耐える堅牢性を備えた実用性も高い作りになっています。
本体色 | 容量 |
メタリックブルー | 250GB(廃版?)、500GB |
メタリックレッド | 500GB、1TB |
ディープブラック | 1TB、2TB |



驚いたのはやっぱりそのサイズと重さ!手のひらにすっぽり収まるサイズ感と約50gという重さは本当に中身が入っているのかと思うレベルです。ひと昔前はノートPCの標準ストレージだった2.5インチHDDと比較してみると写真からも『T5』のコンパクトさが分かります。

『T5』はそのコンパクトさからも分るとおり持ち運びも苦になりません。ガジェットポーチに入れて持ち運べば、いつでも必要なデータにアクセスできる環境が整います。
転送速度は最大で1秒あたり540MB
『T5』はSSDなので、HDDと比べて転送速度が速いのも特徴です。実際の僕の環境で転送速度を比較しました。



当然ですが最も速度が速かったのは、SSDとPC間をUSB Type-Cケーブルで接続した場合でした。ただ、PC側のコネクタがUSB Type-Aの場合でも、HDDと比較すると実力で約4倍の速度が出ていることが分かる通り、決して遅い分けではありません。
実際に4GB程度のファイルをPCからSSDにコピーしてみると、23秒で転送完了します。体感ではケーブルによる速度差は感じませんでした。一方HDDの場合は2分超とかなり遅く、SSDとHDDの明確な速度差を感じます。
セキュリティ面も安心

『T5』には独自の管理ソフトウェアが備わっています。簡単にソフトウェアの更新やパスワード設定を行うことができ、セキュリティ面でも安心して使えます。OSもWindows、Mac OS、Androidに対応してます。


パスワード設定もとても簡単で、「設定」から「セキュリティモード」をONにして、パスワードを設定するだけです。ただし注意事項としてセキュリティモードを設定した後に5回連続でパスワード入力を間違えてしまうと完全にロックがかかってしまいますので気を付ける必要があります。
まとめ

軽量コンパクトなポータブルSSDを求めている方には間違いなくおすすめです。手に取ると数値以上にその軽さに驚くはずです。製品コンセプトはポータブルですが、据え置きの外付けSSDとして使用しても全く問題ありません。むしろ無料のセキュリティソフトがついてくる分お得とも言えます。
ちなみに僕は『T5』によく利用する音楽や写真、動画のメディアデータやiPhoneのバックアップデータを保管してますが、データ転送が高速でストレスフリーです。
値段も発売当初こそ、500GBで3万円くらいしていましたが、今(2021年3月時点)では1万以下と購入に踏み切れる価格帯になってきたので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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