【レビュー】東プレ REALFORCE R2 テンキーレス「PFU Limited Edition」 極上の打ち心地の高級キーボード

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ついに高級キーボード筆頭メーカーである東プレのREALFORCEを購入してしまいました。しかも、同じく高級キーボードメーカーのPFUとのコラボモデル「PFU Limited Edition」です。

3万円という価格にずっと二の足を踏んでましたが、在宅ワークが始まったことで家で仕事をする時間が増えたこともあり、デスク環境の向上は仕事の生産性の向上に繋がると思い、今回の購入に至りました。

結果は大満足!極上の打ち心地にすっかりハマってしまっています。今回はこの高級キーボードREALFORCEの「PFU Limited Edition」についてレビューしていきます。

スペック

メーカー東プレ
製品名REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP4-BK
キースイッチ静電容量無接点方式
キーピッチ19.05mm
キーストローク4mm
キー押下圧45g
テンキーなし
接続方式有線(USB)
サイズ:幅x奥行x高さ369mm x 142mm x 30mm

外箱と内箱の2重パッケージ仕様が高級感を醸し出します。

キーボード本体とキースペーサー2枚、Caps LockとCtrlキーとキートップ引抜き工具が付属しています。

重量は1090g(公称値1.1kg)で手に持つとズッシリと重みを感じます。思い分安定感がありますが、携帯性は当然皆無です。

特徴

普遍的だけど存在感があるデザイン

標準的なキーレイアウトなので、他のキーボードからの乗り換えても違和感無く使うことができます。本体カラーはブラックですが、若干グレーが混ざった墨色のような色合いで上品な仕上がりになっています。

一見、キーに文字が刻印されてない様に見えますが、ちゃんと黒色で刻印されています。刻印はかな文字表記無しの英数字のみのため、洗練されたシンプルなデザインになっています。かな表記が無いだけでキーのごちゃつき感が無くなり引き締まって見えます。

ただし、黒のキートップに黒の刻印は非常に視認性は悪いです。基本的にブラインドタッチができるレベルの人向けの使用を前提としていると思って置いたほうが良いです。

キートップには細かいシボ加工が施されていて、見た目に高級感があり触り心地も抜群です。例えるならグレードの高い車のハンドルや質の高いスエードを触っているような感じです。

角度調整が可能なチルトスタンドも付いています。これは好みに寄りますが、僕は角度付いている方が打ちやすい方なのでスタンドを立てて使っています。

有線タイプなので当然PCと接続するためのケーブルがあります。ケーブルは高級キーボードでは珍しく本体から脱着できないタイプですが、本体の上側と左右どちらからでもケーブルを引き出せるので取り回しは苦労しません。

極上の打ち心地

REALFORCEの最大の特徴は静電容量無接点方式を採用したキーの打ち心地です。静かだけど存在感がある打刻音と重すぎず軽すぎない押下圧が快適な打刻感を生み出し、キーを打ち続けたい気持ちにさせてくれます。

静電容量無接点方式

物理的に電極が接しないで入力できる方式。他の方式のように物理スイッチが無いのでチャタリングが発生せず、信頼性と耐久性が高いのが特徴。

なお、押下圧はコラボ先のPFU製キーボード「HHKB」ユーザーから最も評判の高い45gを採用しています。押下圧は好みが分かれることろなので他にラインナップが用意されていればなお良かったのですが、余程の拘りが無い限り、45gで特に不満を感じることはないと思います。

通常のREALFORCEなら30g、45g、55g、変荷重から選ぶことができます。

変荷重
小指の入力負担を低減するため、小指で入力する部分のキー荷重を他のキーよりも軽く設定した東プレ独特の仕様。

打ち心地をさらにカスタマイズできる

引用元:東プレ

キースイッチにはスイッチのオン位置を調整できるAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能を搭載しています。これにより、キーがオンする位置を1.5mm、2.2mm、3mmの3段階で調整できます。

素早く入力したい時は1.5mm、誤入力を防止したい時は3mmに設定するなど好みに合わせて設定できます。

APCの設定は専用のソフトを使用します。キーの一つ一つに割り当てすることが可能で自由度が高いです。

個別に設定するのが面倒な場合は一括割り当ても可能です。

キースペーサーも付属しています。キートップの下に設置することで、物理的にキーストロークの戻りが早くすることができ、APCと組み合わせて最適なキー入力にカスタマイズすることができます。

静穏性が高い

静穏性はもともと評判の高い「HHKB Professional Type-S」と同等レベルのようです。

僕はHHKB Professional Type-Sを持っていないので比較することはできませんが、静穏性はかなり高いと感じます。スコスコといった打刻音は静かで耳に心地よく、以前購入しているロジクール K835GPRと比較すると雲泥の差があります。

静かなオフィス環境でも周囲を気にすることなく使用することができます。

まとめ

打ち心地 5.0
デザイン 5.0
静穏性 5.0
キー配列 5.0
総合評価 5.0

高級キーボードは高い価格分の価値があることを実感しました。質感、打ち心地、使い勝手、全てにおいて高品質です。

REALFORCEを使えば日々の在宅ワークの生産性が向上すること間違いなし!報告書の作成など普段は面白くない文書入力が楽しく感じます。

高級キーボードに興味があるけど価格で二の足を踏んでいる人がいたら自信をもっておススメできる一台です。特に、プログラマーやブロガーなどキーボードに触れる機会が多い場合は是非導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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