PCモニターのデッドスペースを活かすデスクライト『BenQ ScreenBar』レビュー

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『BenQ ScreenBar』
【照明機能】    5.0
【デザイン】  3.0
【総合評価】  4.0

PCモニターの上部に取り付けるデスクライト。

僕のデスクは120cmと標準サイズで決して狭いわけではないのですが、ノートPC、外部モニター、PCスピーカーを並べると幅いっぱいになってしまいます。デスクライトを置こうにもスペースがない・・・さてどうしたものかと頭を悩ませていると画期的なデスクライトを見つけたので紹介したいと思います。

スペック

製品名ScreenBar
調光機能あり(自動/手動)
色温度暖色(2700K)~寒色(6500K)
角度調整機能あり
給電方式有線(USB)
サイズ:幅x奥行x高さ510mm x 50mm x 50mm
価格11900円
シンプルな外箱
本体以外は給電用のUSBケーブル(Type-C to A)のみ
カタログ値530gに対して実測は498g

モニターに乗せるだけ

取り付けはとても簡単で、モニターの上部に引っ掛けるだけで完了します。ネジなどの固定部材は一切不要なので、誰でも取り付け可能です。また、モニターの上にあることで、視界を邪魔することもなく、デスク周りがすっきりして見えます。

本体の下部は重りの役割を果たしていて、表面も滑り止めのゴムのような材質で安定した設置ができています。

豊富に調整できる照明機能

白色と暖色のLEDが交互に配置されている
色温度6500K、最大輝度
色温度6500、最小輝度
色温度2700K、最大輝度
色温度2700K、最小輝度

肝心の照明機能ですが、十分な明るさでモニター周辺を照らします。輝度は14段階、色温度は8段階で調整でき、最大輝度にするとかなり明るくなります。写真では分かりにくいですが、輝度は最大と最小でかなり光量の違いを感じます。

夜の読書も暗くて読み難い感じはまったくありません。

また、モニター直下から自分の方向に向かって照度中心位置を調整可能です。僕のデスクの奥行は60cmですが、最大まで角度を傾けると照明の中心がデスクから飛び出すくらい調整できるので、一般的なデスクであれば必ず丁度良い位置を見つけることができます。

また、『ScreenBar』の良いところは、モニターに照明が反射しない様に設計されていて、照り返しがまったく無く快適に使用することができます。

自動調光機能が優秀

一番目に優しい光を自動で調整してくれる
自動調光時はLEDが点灯する

『ScreenBar』には自動調光機能が付いています。この調光機能が優秀で、周辺の明るさに応じて丁度良い照度に合わせてくれます。手動で自由に調整もできますが、よほど拘りが無い限りは自動設定で問題ありません。

給電はUSB式

本体側はUSB Type-Cコネクタとなっている

『ScreenBar』はUSB給電式でケーブルが付属しますが、アダプターはありません。PCのUSBポートから電源を取ることを想定した作りになってますが、それだとPCを使用している時にしか使用できないので不便です。最近のPCにはPCが電源OFFでもUSBポートに電源を供給できるタイプもありますが、動作が不安定になる場合があります(僕のPCではたまに電源ONしても点灯しない時がありました)。なので、スマホなどで使う5W充電器があればそちらを使ってコンセントから電源を取るほうが安定して使用できます。

まとめ

『ScreenBar』はモニターの上のデッドスペースを生かしたデスクライトです。照度機能も十分快適なレベルなので、PC作業以外の読み書きにも問題なく使用できます。価格が少々高いですが、値段に見合う製品なので、デスク周りが狭い、スッキリさせたい人は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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